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【2021年】扶養内パートとは?いくらまで働いてOK?扶養制度について解説!

パート
パート

転勤妻のみなみです。

私は転勤族の妻となったことをきっかけに、正社員を辞めてパートのお仕事をはじめました。

パートについて調べていると、よく見かけるのが「扶養内パート」という言葉…

当時のみなみ
当時のみなみ

パート主婦のいう「扶養内」ってどういう意味?

「扶養内パート」には、複数の扶養制度が関わっているのでなんとも難しい!

  • そもそも「扶養内パート」とは?
  • 扶養内となる収入はいくらまで?
  • 扶養を外れるとどうなるの?

この記事では、当時の私のようなパート初心者が知っておくべき「扶養制度」についてわかりやすく解説します。

みなみ
みなみ

扶養制度を知っておくことで、働き損もなくなりますよ♪

損をしないパート年収だけ手早く知りたい方はこちら

参考 【2021年版】働き損にならないパート主婦の年収は?一目でわかるフローチャート!

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そもそも「扶養内パート」とは?

扶養内パートとは、「扶養控除が受けられる所得の範囲内でお仕事をする」ということです。

みなみ
みなみ

扶養制度には「妻の年収が〇〇〇万円以下」いう所得条件があるので、多くのパート主婦はその年収を超えないように調整しています。

扶養制度は、大きく3種類あります。

  • 社会保険上の扶養
    妻の社会保険(年金・健康保険料)が免除される
  • 税制上の扶養
    夫の所得税が安くなる
  • 扶養手当制度
    夫の会社の扶養手当(家族手当)の支給

この3種類の扶養は、それぞれまったく別の制度です。
混ぜこぜにならないようにご注意ください。

①社会保険上の扶養

社会保険上の扶養とは、夫の社会保険の被扶養者になることを指します。

※夫が自営業(国民年金・国民健康保険加入)だと社会保険の扶養制度がないので注意!

夫の社会保険の被扶養者になることで、社会保険料の自己負担が0円となります。

みなみ
みなみ

夫の会社に社会保険の被扶養者となる申請をします♪

  • 公的年金
  • 健康保険
  • 介護保険(保険料の支払い40歳~)

夫の社会保険の扶養に入るための条件はこちら。

  • 労働時間・勤務日数が正社員の4分の3未満
  • 1年間の見込み年収130万円未満(交通費含む)

上記の条件を満たせば、夫の社会保険の扶養に入ることができ…ていました

みなみ
みなみ

なんと・・・

2016年の法改正で「パート先の社会保険加適用条件」が拡大

下記の「パート先の社会保険加入要件」を満たすと、夫の社会保険の扶養を抜け、パート先の社会保険(厚生年金・健康保険)へ加入しなくてはいけません。

【2021年現在】社会保険加入要件
  1. 勤務先の従業員数が501人以上
    ※2022年10月~「101人以上」
  2. 1年以上の雇用の見込みがある
    ※2022年10月~「2ヶ月超」
  3. 週の所定労働時間が20時間以上
  4. 月額賃金が8.8万円以上
    (賞与・残業代・通勤手当含まず)
  5. 学生以外

つまり、大企業にお勤めのパートさんが「社会保険上の扶養内」でいられる年収上限は約106万円(月額賃金8.8万円)未満それ以外の方の年収上限は130万円です。

みなみ
みなみ

この社会保険の扶養の境い目を「106万円の壁」「130万円の壁」といいます。

パート先の社会保険に加入すると社会保険料は自己負担です。
※社会保険料の半分はパート先企業が負担

【2022年10月~】
社会保険の適用範囲はさらに拡大されます。
①勤め先の従業員が101~500人の方、②2ヶ月~1年契約の短期パートの方は要注意!
参考 【2022年】パートの社会保険加入条件が変わる!扶養内パートが損をしない対応策

②税制上の扶養

税制上の扶養とは、配偶者控除(配偶者特別控除)のことを指します。

配偶者控除(配偶者特別控除)とは?
  • 配偶者(妻)の所得が一定以下であれば、世帯主(夫)の所得税が安くなる制度
みなみ
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年末調整での申請によって配偶者控除(配偶者特別控除)が適用されます♪

配偶者控除(配偶者特別控除)制度の対象となる妻と夫の年収はこちらです。

【妻の給与年収】
150万円以下:満額の38万円控除
151~201万円未満:段階的に控除額が減る

【夫の給与年収】
1,120万円超~:段階的に控除額が減る
1,220万円超~:対象外

みなみ
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この配偶者控除の境い目を「150万円の壁」や「201万円の壁」といいます。

こちらが妻や夫の年収ごとの配偶者控除・配偶者特別控除の控除額です。

妻や夫の年収ごとの配偶者控除・配偶者特別控除の控除額

配偶者控除を満額で受けたい場合は、パート年収150万円以下に抑えましょう。

ただし、150万円を超えても段階的に控除額が減るので「働き損」とはなりません。

そのため、税制上の扶養の境い目(150万円の壁・201万円の壁)に強くこだわる必要はないです。

  • 配偶者控除の対象年収において、交通費・通勤手当は年収に含みません
  • 給与所得以外の収入がある方は、厚生労働省の配偶者控除配偶者特別控除ページで対象所得をご確認ください。
  • 民法の規定による配偶者であること(内縁関係の人は該当しません)
  • 納税者と生計を一にしていること。
  • 青色申告者の事業専従者としてその年を通じて一度も給与の支払を受けていないこと又は白色申告者の事業専従者でないこと。

参考 厚生労働省/配偶者控除配偶者特別控除

みなみ
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ちなみに、「38万円控除≠税金38万円還付」なので注意!

具体的な減税額を知りたい方は下の参考記事をどうぞ。

参考 配偶者控除の確定申告で税金を取り戻す方法/控除される税金の額

③扶養手当制度

夫の勤務先の会社によっては、扶養手当(家族手当)制度があります。

扶養手当(家族手当)とは?
  • 家族をもつ従業員に対して企業が支給する手当。
  • 企業の福利厚生制度のひとつ。
  • 企業によって、「家族手当」や「扶養手当」と名称が異なる。
※以後、本記事では最も一般的な家族手当という呼び名で統一します。

この家族手当は、法律で定められている制度ではありません。

あくまでも企業独自の判断によって定めるもので、支給制度の有無・支給要件・支給額はすべて企業によって異なります。

みなみ
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家族手当のある企業は、全体の75.9%だそうです!

参考 令和2年職種別民間給与実態調査

こちらは、家族手当支給の収入制限の実態調査結果です。

配偶者へ家族手当を支給する企業のうち、収入制限があるのは85.6%
(年収103万円が38.5%、130万円が27.1%、150万円が8.0%、その他が11.8%)

配偶者への家族手当支給要件は、妻本人の所得税が非課税となる上限年収「103万円」を基準とするところが多いです。

この支給要件に収入制限のある企業に夫が勤めている場合は、「社会保険上の扶養」に加えて、家族手当の支給要件に注意しましょう。

みなみ
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私は以前に約1年分の家族手当を返還するミスをおかしました…
しっかり夫の会社の就業規則を確認しましょう!

参考 パート主婦は家族手当に注意!11か月分を返還した失敗談

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「扶養範囲内」の収入の上限はいくら?

「社会保険上の扶養」と「税制上の扶養」のそれぞれの年収上限をご紹介します。

①「社会保険上の扶養」の収入上限

妻の年収社会保険
105.6万円未満
(月額8.8万円未満)
扶養内
105.6万円以上
(月額8.8万円以上)
パート先の社会保険加入条件にあてはまると扶養外
130万円以上扶養外

②「税制上の扶養」の収入上限

妻の年収配偶者控除
(配偶者特別控除)
150万円以下扶養内
(満額の38万円控除)
151~201万円未満扶養内△
(段階的に控除額が減る)
201万円以上扶養外

③「家族手当」の収入上限

夫の会社によって年収上限は異なります。
各自、夫の会社の就業規則等をご確認ください。

それぞれの収入上限の注意点

それぞれの年収の壁によって交通費や残業代、給付金(失業手当・育休手当等)を含めるかどうかが違います

年収交通費残業代
賞与
給付金
106万円の壁含まない含まない含まない
130万円の壁含む含む含む
150万円の壁含まない含む含まない
201万円の壁含まない含む含まない
  • 106万円の壁
    パート先との契約条件から見込まれる収入が月額8.8万円以上か
  • 130万円の壁
    向こう1年間の見込み収入
  • 150万円・201万円の壁
    1~12月の実際の所得
みなみ
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収入の考え方も違うのでご注意ください。

「扶養外」になると損をする?

扶養を外れると、やっぱり損をしちゃうの?

扶養を外れたからといって、必ずしも損をするわけではありません!

ただ扶養制度の種類によって、「家計的に損をしやすい扶養外」「家計的に損をしない扶養外」があります。

  • 社会保険上の扶養
    106万円の壁、130万円の壁
    ⇒ 扶養外で家計的に損をしやすい
  • 税制上の扶養
    150万円の壁、201万円の壁
    ⇒ 扶養外でも家計的に損をしない
  • 家族手当(扶養手当)
    夫の会社によって異なる
    ⇒ 扶養外で家計的に損をしやすい

①社会保険上の扶養|働き損になりやすい!

主婦の手取り額に大きく関わってくるのは、「社会保険上の扶養」です。

社会保険の扶養の壁である「106万円」や「130万円」をわずかに超えてしまった場合、一気に主婦の手取り額は減って働き損になります。

※「働き損」とは、年収が増えると逆に手取り額が減ってしまう年収ゾーンのこと。

例えば、大企業に勤めるパート主婦の年収別の想定手取り額がこちらです。

(例1)年収105万円の場合
社会保険料は0円、税金は約2万円。
⇒ 手取り額は約103万円(※概算)

(例2)年収110万円の場合
社会保険料は約15万円、税金は約2万円。
⇒ 手取り額は約93万円(※概算)

みなみ
みなみ

年収は5万多いのに、手取りはマイナス10万円…!?

年収が増えたことで、逆に手取り額が減ってしまうことになります。

106万円の壁や130万円の壁を少しだけ超えて扶養外となってしまうのが一番もったいないです。

年収の壁を超えてしまいそうな場合は、いっそのこと年収を思いっきり増やすようにするとよいでしょう。

詳しくは、こちらの「働き損にならないパート主婦の年収フローチャート記事」をご覧ください。

②税制上の扶養|働き損にはならない

「税制上の扶養」の場合、扶養を外れると夫の所得税が増えます。

ただし、妻の収入の増加以上に夫の所得税が増えることはないので「働き損」とはなりません

そのため、税制上の扶養の境い目である「150万円の壁」や「201万円の壁」は特に気にする必要はありません。

みなみ
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むしろ社会保険の扶養外の年収になっている場合は、税制上の扶養範囲を気にせずに年収を増やしていくことをおすすめします。

③家族手当│働き損になりやすい!

「福利厚生上の扶養」は、扶養を外れると手当が一気にゼロになります。

夫の会社の就業規則によって支給制度の有無・支給要件・支給額が異なるため一概には言えませんが、支給要件を外れると働き損になりやすいです。

家族手当(扶養手当)に配偶者の年収要件がある場合は、「社会保険上の扶養」と総合的に考えて、年収を調整するようにしましょう。

みなみ
みなみ

共働き家庭が増える中、配偶者への家族手当を廃止する企業が増えています。

そのため、家計を家族手当に頼りすぎるのも注意です。

パート主婦は扶養制度を利用して賢く働こう!

扶養内パートとして働く際には、社会保険上の扶養の境い目である「106万円の壁」や「130万円の壁」に注意しましょう。

また、夫の会社に配偶者への家族手当制度がある場合は、家族手当の支給要件も要チェックです。

扶養制度はややこしいところが多いですが、知らないと損をしてしまうことも…!

しかしながら扶養制度のおかげで、仕事と家庭とのバランスを考えてパート主婦や専業主婦という選択肢を選びやすくなっています。

みなみ
みなみ

扶養制度を利用して、自分と家族にとってベストな働き方を見つけましょう♪

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